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合資会社池田屋

伝統の技を駆使した新感覚スイーツ「ショコラ羊羹」「玉花火ゼリー筒入れ」―新潟県・小千谷市

新潟で、120年以上続く羊羹専門店の老舗「本丸池田屋」。羊羹づくりの伝統をしっかりと受け継ぐなかで、その技術を駆使した、斬新な発想のお菓子を次々と誕生させています。羊羹にビターチョコレートを練り込み、サクッとした食感に仕上げた「ショコラ羊羹」、花火職人の里ならではの可愛い「玉花火ゼリー」。味も見た目も楽しい食べ方も、満足感の高い新感覚のスイーツです。

羊羹づくり一筋の老舗が「温故知新」の精神で新しい菓子づくりに挑戦!

「本丸池田屋」が、城下町として栄えた新潟県小千谷市片貝町に創業したのは、1896年のこと。以降120年以上にわたり、ずっと羊羹づくり一筋。今では新潟県で唯一の「羊羹専門店」として強い信念のもと、独自製法の「片貝羊羹」を作り続けています。

本丸池田屋が作る伝統的な片貝羊羹は、小豆の味を極限まで凝縮させて練り上げる「こしようかん」です。羊羹の主原料は小豆・寒天・砂糖のみ。シンプルだからこそ、素材の味を誤魔化すことはできません。職人の技と経験が生きた片貝羊羹は、さっぱりした、甘さ控えめの羊羹。時流にのったわけでも、味を変えたわけでもなく、昔からずっと受け継がれている伝統の味が、今になって、時代に先駆けた味わいになっているのです。

それでも最近は、羊羹というだけで、甘ったるくて重い印象をもたれがち。1本丸々を切って食べるような、ベタベタするイメージが強いのか、若い人にはとくに敬遠されてしまいます。なんとか「時代にあわせたニーズに応えたい」と考え抜いて出来上がったのが、見た目も美しい「ショコラ羊羹」です。

豆の味わいにチョコレートの風味。外はサックリ、中はしっとりの「ショコラ羊羹」

羊羹特有の豆のおいしさはそのままに、1切れをお洒落に、贅沢感のあるご馳走スイーツにしたい。豆が主役なら「カカオ豆」との相性もいいのではないか?そんな発想から「ショコラ羊羹」の開発がスタートしました。生チョコをイメージして挑戦を始め、それでいて羊羹ならではのものに。羊羹にビターチョコレートを練り込んだ「ショコラ羊羹」は、構想から完成したと思えるものまで、丸5年も試行錯誤を繰り返しました。

2014年に販売を開始し、今年で6年目。甘さは控えめで外は「サクッ」、中は「しっとり」と生チョコのような口溶け。ショコラ羊羹は、美しい和菓子のような形に仕上げるため、型に流した後に表面を乾燥させてあります。開発の最後に、賞味期限を延ばしたいという工夫から表面を乾燥させてみたら、うれしいことに独特の食感に仕上がったのだそうです。

一般的なチョコレートとは違う羊羹ならではの品の良さ。片貝羊羹の独自製法で煉り上げたショコラ羊羹は、「小豆」と「カカオ豆」の風味がしっかりと感じられる新感覚のスイーツ。1つで満足感たっぷりのお菓子として、家族や友人達と楽しむティータイムに大人気です。

花火職人の町で生まれた名物羊羹「玉花火」がゼリーに変身!

新潟の片貝町と言えば「花火の里」「花火職人の町」として知られています。大型花火の代名詞「三尺玉」の発祥の地で、この町で作られた「四尺玉」は、世界最大の花火としてギネスブックにも載ったことがあります。毎年9月に浅原神社で開催される「片貝まつり」には、多くの観光客が訪れます。

町の誇りである「花火」をモチーフにした羊羹を作りたいと取り組み、平成元年に誕生したのが「玉花火羊羹」です。豆の種類と味わいの違いで色とりどり、コロンと可愛い羊羹はたちまち話題となり、地元にも観光客にも愛される名物羊羹となりました。

この玉花火羊羹のバリエーションとして、「玉花火ゼリー」をつくったのは2年前。販売を開始してから、今年で3年目を迎えます。パイン、抹茶、いちご、塩レモン、コーヒー。ぷるぷるとしてやわらか、透明感がありカラフルで、とてもきれいなゼリーです。

玉花火羊羹も玉花火ゼリーも、面白いのはその食べ方です。丸い羊羹やゼリーがひとつずつ天然ゴムで包まれていて、爪楊枝で刺すと、お皿の上にツルッと飛び出してきます。プチッと破裂する様子が、玉花火がはじけるイメージにつながり、これは楽しいと大人にも子供にも喜ばれています。

楽しい筒花火の仕掛けに、さまざまな思いや願いをこめて

玉花火羊羹や玉花火ゼリーの仕掛けは、ツルッと飛び出す面白さだけではありません。筒花火を模したパッケージに、花火の里ならではの思いがこもっています。

この町で暮らす方々の花火にかける思いは強く、成人や厄年、還暦などの節目には、友人同士で盛大な花火を打ち上げたりします。通常の花火はスポンサーが協賛料を支払って打ち上げられることが多いのですが、片貝まつりで上がる花火は、浅原神社への奉納を目的に、個人が打ち上げ料を支払います。家内安全や健康祈願、商売繁盛に合格祈願、結婚や出産のお祝い、感謝の気持ち。花火玉は、さまざまな想いや願いを込めて打ち上がり、夜空に大輪の花を咲かせます。

玉花火羊羹やゼリーのパッケージの筒は、なんと貯金箱。500円玉を満タンにすると、本物の尺玉花火の打ち上げ費用が貯まる仕組みです。この貯金箱をいっぱいにして浅原神社にもっていくと、実際に花火をあげてくれます。花火の里の銘菓には、いろんな願いをのせた花火がもっと打ちあげられるようにという、熱い思いがこもっているのです。

ショコラ羊羹も玉花火ゼリーも、地元のお土産はもちろん、バレンタインやお祝いなど用途も多様。「羊羹はとても美味しいのに、若い人への浸透が薄い。本物の味を知ってもらうためにも、食べてもらいやすいものに変えていかなきゃならない」と6代目の当主、本田さんは語ります。花火の里で唯一となった老舗羊羹店の誇りが新しいお菓子を生み、その味わいを深く、やさしいものにしています。
事業者紹介

本丸池田屋(新潟県小千谷市)

1896年(明治29年)の創業以降、ずっと羊羹づくり一筋。江戸幕府直轄の天領だった小千谷市片貝地区は羊羹の生産が盛んで、かつては10軒以上の羊羹専門店がありました。この地で、今は新潟県で唯一「羊羹専門店」の看板を掲げ、この地ならではの「片貝羊羹」を作り続けています。「味・技・素材を極めてお客様へ満足を提供する」ことを信条に、花火職人の町ならではの名物羊羹「玉花火」など、伝統の技を、今の時代にあわせた菓子づくりに活かしています。

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